SF小説の感想

最近私の町に雪がときどき降ります。雨みたいな。
どうりで体が芯から冷えるわけです。
そんな中、休憩中に椅子に座り、終了時に立ち上がった途端に膝に雷が落ち、そこからあるく度に痛みを感じ、階段を降りるのが非常に困難になりました。
いつもならすぐ治るのですが、歳をとったからか治りません。老体です。

タイトルのまま、最近読んだSF小説について書こうと思います。感想とうとう。
感想書くか、本を読むか、時間をどちらに使うか悩みますいつも。

今日は本を持ちレジに並ぶ中、きのうちょっと欲しいなと思った化粧品、あれもたしか1,500円で高いなと思い買うのをやめたけど、今私は10分で1,500円の本と1,800円の本二冊を買うことをすぐに決めてレジに並んでいる、化粧品買えたのに、、と思いやはり本が好きなのだと改めて思いました。

さてさて、最初に読んだのは三体です。
前々から気にはなっていたものの分厚いな、、と避けていたのですが、ついに!SFを読むのに馴れてきたので読んでみました。面白くていっき読みしました。

もうわくわくがとまらない。初めは小難しいような気がして、うんうんと読みすすめ、気づくとほー、と言いながら読み、終盤ではニヤニヤしながら読み、最後は続きはまだなのか!!と叫びたくなりました。

世界観、話の筋等は昔のウルトラマンウルトラマンセブンにも似たような話があったそうな、、、あのころのウルトラマンウルトラQみたいな不思議な話、ぼわっとした話とかもあったと思うのですが、この三体もそういった空気を纏っていて、大がかりな設定、悪の組織、宇宙という点ではまさに王道SF物なんだと思います。

王道がやっぱり面白いというのはどの世界にも当てはまりますね。

ネタバレやレビュー読まずに読んだほうがいいです。わたしはまたうっかりWikipediaで調べてネタバレを自らにしてしまって、すこし楽しさ半減したと思います。

三体すごいですよね、ニュートンでも特集組まれたり、二巻のプロローグ載ってる本が出たりとちょっとした社会現象ですね。

二巻、三巻も早くでるらしいので楽しみで仕方がないです。オススメです。


三体が面白すぎて、そのあともSFが読みたくて本屋さんをうろちょろして買ったのが、『最初にして最後のアイドル』と『ディオゲネス変奏曲』『彼女がエスパーだったころ』を読みました。他『後藤さんのこと』とか買いましたが、未読です。

読みたかった井上真偽さんの『ベーシックインカム』探したんですけど売ってなかったんです。

最初にして最後のアイドルはスプラッター物です。話自体は好きなんですが、頭の中の映像はグロテスク極まりないです、そこは少し苦手です。

彼女がエスパーだったころは、大きい方のデザインが好きで買いました。前々からタイトルに惹かれていたのですが、思った感じと違うくてすきです。

一人の記者の人が、本当にありそうな事件を取材している記事を読んでいるような。それぞれオチもあり、読みやすく、これもいっきに読みました。

これはSFではないですよね?たぶん、違うとおもうのですが、普通に大好きです。

SFには、デストピアユートピアが含まれるように、ありそうな世界を書いたのもSFなんですか?そうなればほとんどの小説がそうなりますから、たぶんそれは違いますよね。

SFには世にも奇妙な物語のような不思議なお話が多いんですかね。全然知らなかったです。宇宙ばっかりだと思って怖がってました。

ディオゲネス変奏曲、これも短編集なんですがこれもかなり面白かったです。SFからミステリまで、ホラーもあって楽しい楽しい。

堅いものから、愉快なものもあり、オチもすべて決まってる。ドラマの脚本とかにこのままなりそうな話ばかり。楽しい。翻訳も読みやすくオススメです。

電車の中で毎日少しずつ読むのにも向いてる。やはり同じアジアの人が書いているからか、なんだかよく分かるんですよね。土俵が近いからか、風景が想像しやすい。この人の他の小説も読んでみたくなりました。

本て面白いですよね。
SFの定義が分からずまとめてしまいましたが、これを閉じたら調べてみます。また買った本を読み終わったら雑な感想書きます。

読んでいただきありがとございます。